全ては感情からはじまる

実践家(EQ practitioner)三森朋宏のブログ

抱負は、自分と未来を繋ぐガイド

みなさんは、年始や年度はじめに「抱負」を考えることは、ありますか?

私は、EQと出会ってから年始に考えています。年始からもう3ヶ月が過ぎていますが、新年度を迎えた4月です。新生活を迎えた方も多いと思いますので「抱負」について考えてみました。

抱負は向かうべき方向を教えてくれます。岐路に立ったとき道しるべとなり正しい方向を教えてくれます(選択と決断をガイド)。
もしも道を間違えたとしても間違えに気付かせてくれます(気づき、一貫性のガイド)。

こうして、抱負がない人より、ある人の方が理想とする状況に近づいていきます。
抱負は、自分と未来を繋ぐガイドのようなものだと私は考えています。

 

ちなみに、私の今年の抱負は

「さらなる飛躍と共同プロジェクト発足」です。

酉年の今年ですが、私の名前にある「朋」は、鳳を現すとの説があり、「酉年に飛躍かぁ」と思い、翼を広げてみよう、ジャンプアップしようと、この抱負にしました。
漢字の由来はこちらを参照 http://app.m-cocolog.jp/t/typecast/657963/552905/75684817

 

そして、この抱負を成し遂げるために何をすべきかをThink-Feel-Actのフレームで探索すると「選択」に行き着きました。

 「取捨選択」「選択と集中」が、抱負に繋がる今年の行動規範です。

この抱負は、今年のガイドで、短期的なものです。私には、さらに中期的なゴールと長期的なゴールがあります。

毎年の抱負も大事ですが、もっと大事なことは、中期や長期のゴールです。
それについては、別の機会に書きたいと思います。

 

みなさんも今年度の抱負をこの週末に考えてみては、いかがでしょうか?
何となく味気ない毎日が変わります…というより、自分から変化をお越すようになります!!

ポンコツと自己認識(自分を成長させる最初の一歩)

ポンコツを脱し、自分を成長させる第一歩は「自己認識(Self-awareness)」です。

 

自動車はドライバーが異変に気づいたり、整備士やオーナーが点検してくれる。
しかし、人は自分の点検は自分でするしかない。つまり自己認識とは自分の点検をすることです。
点検が正しく隅々まで行わられれば、異変に気づいたり、足りないことに気づきメンテナンスができます。しかし、気付けなければ、そのまま。単に故障で済めばいいけど、ときに他人を巻き添えにしてしまい、最悪は死亡事故に繋がります。

軽微なことで例えば、エンジンオイルを変えないまま黒煙をまいて走る車は、走り去った後や、後続車が煤だらけになり迷惑が他者へ及びます。

 

 他人を巻き込んでしまうのは、自動車だけの話で、他人が死亡することはないと思う人もいると思いますが、人も実は同じです。

人は社会の一員として常に他人と関わって生きています。そしてお互いに影響し合っています。
もし、ある人がポンコツであるがために、不祥事が起これば、その対応に複数の人が関わり、全社員が再発防止に追われることもあります。

上司がポンコツだと部下が病んでしまい、最悪は命を亡くすこともあります。

この人と仕事をすると嫌な思いばかりするとか、あの人について行くと自分が傷つくとか、あの人と一緒に仕事すると無駄ばかり増えて遅々として進まないとか、厄介なだけです。

社会や企業の中にいる時点で、自分一人の問題ではないのです。

 

自己認識を高め、自分を点検しましょう。そして必要な修正や学びを得ましょう。
それが、ポンコツを脱し自分を成長させる第一歩です。

 

自己認識を高めるための極意は、

・自分の感情状態に気づくこと
・自分の感情、思考、動作のパターンに気づくこと

です。

 

さらに詳しく知りたい方は、是非セミナーへお越し下さい。

info18606.wixsite.com

 

優れたリーダーになる!部下が育つ!(ポンコツから脱却)

あるベンチャー社長の話が非常に面白かった。

「人なんて育てられないし、変えられない」とその社長は言う。

その理由は、こうだ。

 社長:「結婚してるよね?」

  私:「はい」

 社長:「なら解るだろうが、結婚するまでは、自分の奥さんには、
    こうなってほしいとあれこれ思ったことだろう。」

 社長:「でも結果は、どう?」

  私:「・・・」
 社長:「奥さんを望むようにするどころか、逆にいいように
    教育されているじゃないか!?」

  私:「確かに」

 社長:「人を育て、変えようとするから、おかしなことになると思う。
    だから私は、自分でやって見せるし、考えるし、社員を尊重している」

我々は長い時間連れ添う伴侶すら、自分の思うようにできないのだから、
全くの他人の部下を短い時間で変えることなどできる訳が無いのだ。

では、職場で部下を育成するためにどうすれば良いのか?

答えは単純明快!「自分が部下から、慕われ信頼される存在になること」である。

私にも経験があるが、憧れる先輩や上司の話は、よく聞くし、「こんな人になりたい」とマネをしたり、盗み取ろうとしたり、いろいろ聞き出そうとしたものだ。

現在(いま)、あなたは、かつて憧れた先輩に近づけているだろうか?思い描く理想のリーダーになれただろうか?

近づけていないなら、ギャップは何か?何が足りないのか?何が違っているのか?

もし、憧れるような人に出会ったことがなければ、こうなりたくないという反面教師を思い出して自己チェックするのもいいだろう。

「今のままでいい」と思ったなら、既にメンテナンスを忘れたポンコツさんかもしれない。

今の時代、「部下が上司の背中をみて育つ」などない。という話もよく聞くが、それは、部下から慕われる上司が少ないせいではないか?

「人は変わるというひとは、自分を変えてきたひと。
 人は変わらないというひとは、他人を変えようとしてきたひと。」

自分を変える努力を怠らないひとだけが、部下から慕われ、部下が育つのだ。

フォーブス誌(2017.3.23)
「あなたの上司はリーダー失格? 無能管理職が持つ5つの特徴」

偶然だが、ポンコツ論と同じことを言わんとしている記事があったので、ご参考に!

「ポンコツ上司」あるある「ES」

前回の記事で「ポンコツ(さん)」の定義をご理解頂いたところで、身近な「ポンコツ(さん)」の例をご紹介します。

今回ご紹介する「ポンコツ上司」あるあるは、「ES」です。

一般的に企業で「ES」と言えば、Employee Satisfaction(従業員満足)です。上司たるもの部下やスタッフの満足を考え、生産性を高めることに注力するものと考えます。

とろろが、「ポンコツ上司」の「ES」は、そもそも意味が違います。彼らの「ES」とは、Executive Satisfaction(役員/幹部 満足)です。

 「ポンコツ上司」の視線の先は、部下やスタッフの満足度向上による生産性向上、さらにCS(Customer Satisfaction : 顧客満足)ではなく、自社の役員や経営幹部に向いています。いかに役員や経営幹部が満足する資料を作るかに奔走し、その資料づくりのために貴重な部下のリソースを使います。自分の保身のためなら残業もし、部下にも残業を要求します。

もちろん、役員や経営幹部へ正しい報告を行い、正しい判断を仰ぐことは大切なことです。「ポンコツ上司」は、正しい報告ではなく、役員や経営幹部が喜ぶであろう報告をしようと一生懸命になります。ひどい場合は、問題や課題は伏せて、都合の良い報告だけを取り揃えたり、さらに捏造しようとします。
役員や経営幹部に都合の良い報告をすることは、ときに重大なコンプライアンス上の問題を引き起こします。

ここで、考えてほしいことは、背景や内容にもよりますから必ずではないですが、役員に素敵な報告をしたら、部下の生産性は上がるのでしょうか?お客様満足は高まるのでしょうか?売上や利益は増えるのでしょうか?

多くの場合、答えはノーです。

生産性を高めるのも、お客様満足を高めるのも、売上や利益をあげるのも従業員であって役員ではありません。

みなさんの上司は、どちらのESに向いているでしょうか?

 

無知ゆえの恐れが招く不幸

3.11東日本大震災の影響は、まだまだ残っている・・・

先日、インターネットのニュースに流れた

「日本国民全員に読んでほしい!!!!「福島県民お断り」というタイトルの作文が、 SNSで大反響を呼ぶ・・・」
http://brandnew-s.com/2017/02/02/fukushima/

という記事に目が止まり、本当に残念なことだと感じた。
なぜ、このようなことが起こってしまうのか?
認知と感情の視点から、その原因を考えてみました。

このことの原因の1つは、「無知である」ということです。
我々は、原子力放射能について、あまりに無知です。
私は幸い、学生時代に原子力発電や事故について学ぶ機会を得ていましたが、日本では国策として原子力発電を推し進めてきたにも関わらず、一方で正しい知識を学ぶ機会は与えられていません。
親、学校の先生、教育委員会、恐らくは文科省の役人まで、殆どの大人が原子力放射能について無知だということです。
 
例えば、
放射能(放射線)は、人の身体を突き抜け、滞留しないので、感染などはしません。「レントゲン」は、「X線」と言われる放射線を使っています。もし放射能(放射線)が感染するならレントゲン写真を撮った人は感染していて、私たちの多くが院内感染していることになってしまいます。しかし、そんなことは、ありません。
 
正しい知識を得て、正しく認知していれば原発事故から避難された方々が何ら問題ないことが解ります。
 
そして、感情の側面からこの状況を考察すると無知が故に恐れや不安が生じます。誰でも未経験、未知の世界には恐れや不安を感じるものです。恐れや不安を感じることは自然なことですが、その恐れや不安から間違った方向に向いてしまうと、相手のことを気遣うこから遠ざかり、さらには攻撃的な行動を生みます。それがこころの無い言動や行動、いじめとなって表れます。
 
過去に戻ることは、出来ませんが、今からでも遅くないし、臨時でも構わないので、全国の小中高で原子力放射能に対する正しい知識を得る教育をすべきだと思います。これは、大人に対しても同じです。
  
感情の側面における問題をさらに考えると「共感」のありように問題があります。
知識を得ていなくても共感力が高ければ、相手を思いやることが出来ます。攻撃的なことは生じません。
感情に関する学びがあれば、恐れや不安の原因が何であるかを理解し、無知であることに気付き、正しい知識を得ようとします。また、相手に対する共感を働かせ支援する行動を生むはずです。
 
情動教育(感情や社会性に関する教育)は、学校教育だけの問題ではなく、家庭の影響が非常に大きい。親から正しく情動を学べていれば問題にはなりません。しかし、この日本では情動教育もなく、大人になってからも感情について学ぶ機会は、ほとんどありません。
 
この問題は、無知と共感の低さが招いた不幸であり、まさにEmotional(感情)Intelligence(知能)の低さによる問題です。
 
感情や社会性に関する学習の必要性を問う問題だと私は思います。

「ポンコツ」とは・・・自動車に例えて

ポンコツ上司、ポンコツな同僚など「ポンコツ(さん)」の事例ばかり書いていると愚痴になってしまうので、追々書くとして・・・
今回は、ポンコツ論」における「ポンコツ」の定義を自動車に例えて説明します。

一言で言うとポンコツ(さん)」とは、「メンテナンスされない(しない)人のこと」です。

自動車に例えると・・・
どれほど古い自動車でもメンテナンスがいき届いた綺麗な車は、クラシックカーとして重宝され、貴重品として扱われる。一方で、たとえ買って数年でも全くメンテナンスされないボロボロの自動車はポンコツです。

自動車であれば、オーナーや整備士が点検し、必要なメンテナンスを施してくれるが、
人の場合は、そうはいかない。特に大人になり歳を重ねれば重ねるほど自分のことは自分で点検(振り返り)し、必要なメンテナンス(内省、学習など)を自分で施す必要がある。

逆の言い方をすれば、自分のことを振り返らない、自己認識が不十分といった点検をしないこと、学習しない、勉強しない、やり方を時代に合わせて変えない、人の言うことを聞かない、柔軟性に欠ける、自分のやり方や考え方に固執するといったメンテナンスを妨げる要因を抱えている人・・・こうしてメンテナンスされない人が、「ポンコツ」な人だと私は考える。
 
入社して直ぐに成果が上がらなくても学びを続け、努力を重ねる人は、ポンコツではない。
一方で過去の実績からポジションを得て、学びを止めたマネージャーの方がよっぽどポンコツと言える。
 
つまり「ポンコツ」には、誰でも成りうる。いつでも、どんなタイミングでも、何歳になっても成りうる。役職に関係なく、社歴にも関係ない。「ポンコツ(さん)」は、どこにでも存在するということです。
 
自己認識を高め内省し、自己研鑽を絶やさず、時には部品を変え(行動変容)、機能を追加(スキルアップ)し、クラシックカーのようにいつまでも輝きを放つ人財でありたいものですね。

ポンコツ論の原点「ポンコツ上司」は、ここだ!

期末や期首のイベントで頻発するのが、上層部への報告資料作りだ。

このイベント自体が非生産的で無駄だと思うのだが…

この資料作りにおけるポンコツ上司の十八番が、「もっと解るように詳しく書け」だ。

これに対して、部下は「今、説明した通りです。」という。

そうすると…

「俺が説明できない!質問された時に困る」という。

「それは、あなたが勉強不足だからでしょ。今この業界なら常識ですよ。」と心の中で思う。

上司に全てを理解し精通しろというのは、酷ではあるが、多少なり勉強はしてほしいものだ。

 部下は、自分より上司が解っていない(または、劣っている)と思った時点で、上司を尊敬の対象から外し、従わなくなる。

 このことをポンコツ上司は知らないか、理解していない。だからポンコツだ。