全ては感情からはじまる

実践家(EQ practitioner)三森朋宏のブログ

日常や常識に疑問を持つ

疑問その1「明るく元気」

よくみるアルバイト募集のコピー
「明るく元気な方募集」
明るかったら元気じゃない?
元気だったら明るいんじゃない?
腹痛が痛いと同じようなもので、タブってる気がするのは、私だけだろうか(笑)

仮に、このコピーで良いとして…明るくて元気なら足し算できなくてもいいのか?
「明るく元気」なことは大事なことですが、教養も必要ですよね。
明るくて元気で、教養もある方がいい。明るくて元気なだけも、教養ばかり高いだけも困ると思う。アルバイトであってもやはり、EQ(明るく元気)とIQ(教養)が必要だということでしょう。

 

疑問その2「9時出社と満員電車」

就職して以来ずっと疑問に思っていること、それが、「9時に出社と満員電車」。

常識と化してますが、サラリーマンの殆どが9時に出社するのは、なぜでしょう?
就職したての頃、死んだ魚のような目をして苦痛に絶えて満員電車に揺られて毎日通勤している人生の先輩を見てショックだったことを今でも鮮明に覚えています。「こんな大人の一員になりたくない」と激しく抵抗する思いが沸き起こりました。

満員電車の通勤は何のメリットもありません。あるのはデメリットだけです。
満員電車では、
・パーソンナルスペースを侵害される
・押し込められたことで他人と接触することから生じる不快感
・時にはぶつかったり、踏まれたりする痛み
これらによってもたらされる膨大なストレスは満員電車に乗っている時間に比例して、脳を疲れさせ消耗させます。

さらに、満員電車に限らず駅でも人が多くいる場所では、無意識のうちにすれ違う人の感情を読み取ったり、周囲から聞こえる声から感情を読み取ろうとしています。感情を読み取るのは脳の働きです。人の多いところで「人酔い」するのは、これが原因です。

こうして及ぼされた脳の疲労は、個人の生産性低下を招きます。この満員電車によるストレスを低減するだけで生産性は大幅に改善されます。

「働き方改革 」では、残業を減らす、早く帰宅することばかりに視点が向いていますが、本気で改革やイノベーションを求めるなら、常識を疑ってかかり、そもそも全員が9時に出社することから見直せば大幅な改善が見込めます。

さらに、満員電車によるストレスを低減すればメンタルヘルスにもポジティブな効果が期待できます。

「働き方改革」の具体的な施策に悩む企業も少なくないと思います。労働時間を減らし、かつ、生産性を維持または向上できる方法として通勤ラッシュを避ける出社時間を設定してみてはいかがでしょうか。

世の中の常識に疑問を持つことや、常識を疑うことから改革やイノベーションは始まると思います。