全ては感情からはじまる

感情活用研究家(EQ実践家)三森朋宏が、アレコレ感じたことを感じるままにお伝えします

スキーは、健康に効くのか?

私をスキーに連れてって」公開から30thの今年、スキーと健康について少し理論的に考えてみました。
 
 
先日、スキーインストラクターの仲間から、私がEQ(感情知能)の専門家であると同時にスキーインストラクターでもあり、メンタルヘルスなどの観点からスキーをすることのメリットを整理し伝えられるのでは無いかと言ってもらえたので、今回は、趣味やレジャーでスキーをする人や、これからスキーをしてみようと思う人に向けてスキーが健康に良いのか?その効果を考えてみました。
 
スキーは、生涯スポーツと言われることがありますが、理論だてて説明されることは、ほとんどありません。
ここでは、脳科学的な側面からスキーと健康について主な効果を4つほどご紹介したいと思います。
 
1. 癒し
「スキーで癒し?」と思う方もいるでしょう。
この癒しは、セロトニンという脳内物質によってもたらされます。セロトニンは、心の安定をもたらす脳内物質で、朝の太陽光を5分以上浴びると分泌されます。
晴れた日の朝一のスキーはとても爽快感があり気持ちが良いということは、スキーをする人なら一度は経験したことがあると思います。これはセロトニンが分泌されるためです。
セロトニンの分泌が少なくなるとうつ病のリスクが高まります。都会の生活で朝日を浴びる機会が少ない現代のビジネスパーソンには、週末のスキーによって癒しを得ることも大切なことです。
 
2. 集中力や自己認識力の向上、脳の疲労緩和
スキー滑走中は、自分の感覚(体の状態、重力や雪面との力のやりとり、顔にあたる風、雪を蹴る音など)だけに集中します。仕事や学校のことなど余計なことを考えていては、上手く滑ることができません。
また、自分の周囲にも注意を配り、林に突っ込まないようにコース状況を確認したり、他人と衝突しないように注意を配ります。
その瞬間・瞬間に自分の感覚と周囲に注意を向け、この一瞬から得られる情報を処理しながら滑っています。
この状態は、まさにマインドフルネス(今、この瞬間に集中した状態)です。
 
マインドフルネスは、脳科学により集中力や、自己認識力を高め、日頃あれやこれやと先のことを考えて不安になったり、イラついたりすることから解放され、脳の疲労緩和に効果があるとされています。
レジャーを通してマインドフルネスになれるのは、お得ですよね。
 
3. 良質な睡眠
スキーはレジャーであると同時にスポーツでもあるので、スキーを楽しんだ後は、程よい肉体の疲れが生じます。この疲れによって自然と睡眠が誘導され、先にご紹介したセロトニンの分泌による癒しや、マインドフルネスの効果も合わさり、良質な睡眠を得ることができます。
脳も働くとアミロイドβたんぱく質という老廃物が出ます。この老廃物は睡眠中に髄液によって浄化されますが、現代では仕事によるストレスを始め脳を過剰に酷使し、睡眠が短いことによってこの老廃物の浄化が十分に行われていない可能性も考えられています。
 
4. 生活リズムの改善
スキー宿は、朝食は7:00、夕食は18:00が一般的です。また、スキー場は、15:00~16:00で昼間の営業を終了します。
そうすると以下のようなタイムテーブルになり、日が昇ると起床し、日が暮れると夕飯を取り、風呂に入り仲間と楽しく語り合った後、普段より早めに就寝します。

 6:00 起床、体を暖めたり、ほぐしたり
 7:00 朝食
 8:00 スキーの準備や移動
 9:00 朝日を十分に浴びながらスキー開始(セロトニンの癒し)
12:00 昼食
13:00 再びスキー(マインドフルネス)
16:00 宿へ、風呂や、仮眠
18:00 夕食
19:00 くつろぎ
21:00 就寝(良質な睡眠)

こうして本来の人間らしい生活リズムを取り戻すことができます。

さあ、ご家族や気の合う仲間と週末は、宿を予約してスキーに出かけ、心と脳のリフレッシュをしましょう!
 
ちなみに、たまにスキーだけすれば良い訳ではないので、日頃の食生活や運動も大切です。
例えば、急に寒いところに行くと血管が収縮します。高コレステロールの食事によって血液がドロドロだと血管が詰まり破裂するようなことも考えられますし、普段何も運動していないと肉離れになったりもしますね。
 
スキー関係の方、こちらの記事の転載・引用 大歓迎です(引用元やリンクを明記願います)。